知育楽器ラタトーンで出会ったフシギで面白いオトのコト

 

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要約:
この記事では、「ラタトーンプロジェクト」を通じて得た音楽の新たな発見について紹介しています。筆者は以前、気分に応じて音楽を楽しんでいましたが、プロジェクトを通じて音楽の仕組みを深く学び、その奥深さに気づきました。

 

特に驚いた発見として以下の5つを挙げています。

 

1.どの音から始めても「ドレミ」に聞こえる - 西洋音階に慣れた耳の不思議。
2.ある音を抜くと世界観が変わる - 民謡やアラビア風音楽など、音の取捨選択が曲の雰囲気を決める。
3.シンプルな伴奏はI・IV・V7の和音で作れる - 多くの音楽が基本的なコード進行で成り立っている。
4.人によって聞こえる音が異なる - 脳の処理の違いによる音の認識のズレ。
5.音楽の安定と不安定 - 終止の仕方で楽曲の印象が変わる。

 

音楽の構造を知ることで、より楽しめるようになると締めくくっています。

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こんにちは!
今回は私一人でお届けする「聴育空間みみラボ」です。どうぞよろしくお願いいたします。今回は、ラタトーンプロジェクトを通じて出会った音楽の発見や驚きをテーマにお話ししたいと思います。


これまでの音楽の楽しみ方

プロジェクトに携わる前は、私自身の音楽の楽しみ方は主に気分によるものでした。例えば、気分を上げたい時にはアップテンポな曲を聴いて盛り上げたり、悲しい時にはバラードを聴いて音楽に寄り添ってもらうといった形です。

しかし、ラタトーンプロジェクトに関わることで、音楽の仕組みを深く学ぶ機会が増え、これまで知らなかった音楽の面白さに気づくようになりました。


ラタトーンプロジェクトでの驚きの発見

このプロジェクトを通じて特に驚いたポイントを5つご紹介します。

 

1. どの音から始めてもドレミに聞こえる

これは非常に衝撃的な発見でした。例えば、ピアノの白鍵のみを順番に弾くと「ドレミファソラシド」に聞こえます。しかし、最初の音を「レ」から始めた場合でも、多くの人は「ドレミファソラシド」と認識します。

これは、私たちが普段から西洋音階に慣れ親しんでいるために起こる現象であり、改めて音楽の不思議さを感じました。


2. ある音を抜くと世界観が変わる

音階の中から特定の音を抜くことで、曲の印象が大きく変わることを発見しました。例えば、日本の民謡では特定の音を省くことで和の雰囲気を醸し出し、沖縄の民謡では別の音を省くことで独特の旋律が生まれます。

また、映画「アラジン」に登場するようなアラビア風の音楽も、特定の音階を選ぶことで作ることができるのです。このように、音を取捨選択するだけで様々な音楽の世界観が生まれることに驚きました。


シンプルな伴奏はI・IV・V7の和音だけで作れる

以前の動画でも紹介しましたが、シンプルな伴奏は「I・IV・V7」の和音だけで成立することが多いです。

例えば、キーがCの場合、C(I)、F(IV)、G7(V7)を組み合わせることで、自然とまとまりのある伴奏が完成します。これは多くのポップスやクラシック音楽でも見られる共通の仕組みです。


4. 人によって聞こえる音が違う!?

プロジェクトの開発中に驚いたのが、同じ音楽を聴いているはずなのに、人によって聞こえ方が異なる可能性があるということです。

例えば、ベートーヴェンの「運命」の冒頭の「ジャジャジャジャーン!」というフレーズ。私はこの音が「ソソソミ♭ーファファファレー」と聞こえますが、他の人は微妙に違う音「ミミミドーレレレシー」として認識していることがあるのです。

これは、人間の脳がどのように音を処理しているのか、個々の音の認識能力が異なるために起こる現象ではないかと考えています。


5. 音楽の安定と不安定

音楽の理論を学ぶ中で、「安定」と「不安定」という概念に触れる機会がありました。特に初心者にとっては難しく感じる部分ですが、実際に音楽を聴いてみると、この概念がとても重要であることが分かります。

例えば、学校でよく聞く「着席の音」を演奏し、途中で止めてみると、不安定な感じが残ります。しかし、最後の音をきちんと鳴らすと、楽曲が終わったという安定感が生まれます。

また、ポップスやクラシック音楽も、最後は安定した音で終わることで心地よく感じられるようになっています。


まとめ

ラタトーンプロジェクトを通じて、音楽の奥深さや不思議な現象をたくさん発見することができました。

今回の話が少し難しく感じたかもしれませんが、音楽の構造を知ることでより楽しめるようになると思います。

今回もお読みいただきありがとうございました!また次回お会いしましょう!

 

 

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